VHDの構造
VHDはHyper-VやVirtualPCで利用されている仮想のハードディスクです。VHDは仮想化だけではなくマイクロソフトのバックアップイメージとして利用されたり、VHDからブートすることも可能など物理と仮想を行き来することが可能です。
<VHDの構造>
VHDを管理するために512byteの情報がフッターに付けられます。ただし、冗長目的としてファイルの先頭にコピーされています。
実際のデータ領域は4096セクタx512byte=2MBのブロックサイズでできています。
512B | ハードディスクフッタのコピー |
1024B | ダイナミックディスクヘッダ |
可変 | ブロックアロケーションテーブル (BAT) |
2MB | データブロック0 |
2MB | データブロック1 |
2MB | データブロック2 |
2MB | ・・・ |
2MB | データブロックn |
512B | ハードディスクフッタ |
次回から詳細を見ていきたいと思います。